泡立ちと洗浄力は関係ありますか?
一般的に、泡立ちは洗浄力と比例するものではありません。しかし、石けんについては泡立ちが悪いときには洗浄力は概して悪いといえます。なぜなら、石けんは水中のカルシウムイオン等と反応して洗浄力のない石けんカス(金属石けん)を作る性質があり、この石けんカスは水にも溶けず泡も立たないからです。
従って、石けんが泡立つ場合には洗浄力があると考えられ、泡立ちは洗浄力の目安にすることが出来ます。
石けんを使用する場合、泡立つまで石けんを追加すると、洗浄力がよくなります。
石けんカスとはなんですか?
例えば、浴室で使用する洗面器に付着する白い汚れは、石けんカスが主成分です。また、温泉のような金属イオンが多く含まれている硬水では、石けんが泡立ちにくい場合もありますが、これも石けん成分が泡立たない石けんカスに変化するためです。
石けんは水中に存在するカルシウム・マグネシウム等の金属イオンと反応して、水に溶けない「金属石けん」を生じます。これは石けんを使用すると必ず見られる現象です。
小さくなると、泡立ちが悪くなるのはなぜですか?
石けんは、ぬれた状態と乾いた状態の繰り返しが長く続きます。そのため表面部分の結晶構造に変化が生じて溶けにくくなり、またタオルや身体への石けんの付着部分が少なくなって、泡立ちが悪くなります。
生分解性についておしえてください
生活排水として石けんが環境中に出された場合、下水処理場では分解されます。河川等においては 石けんにより生じた石けんカスが、そのまま流入してしまいます。この場合、石けんカスは水中に酸素が 充分に溶けている状態では微生物によって分解されますが、分解速度は遅くなります。
酸素が少ない湖等の閉鎖的水域では、どのような状態になるか明確ではありません。
化粧石けんや身体洗浄剤を誤ってなめた場合、どうしたらよいのですか?
化粧石けん等を舐めてしまった程度でしたら心配ありません。苦味を感じるため、子供が泣いたりすることもありますが、毒性上はほとんど問題ありません。
口に入れた量が不明の場合は、念のためコップ一杯程度の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませるとよいでしょう。
多量に飲んだ場合には、下痢・腹痛・おう吐が見られることがあります。内科医等に相談してください。
なお、無理に吐かせようとすると気管に入るなどかえって危険ですので お止めください。

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